二世帯住宅ならばプライベート空間を作ることが出来る
二世帯住宅と一般的な戸建て住宅の違いは、二世帯住宅だからこそできるメリットがいくつかある点です。まず、二世帯住宅では二つの世帯が住めるようになっており、それぞれ壁で仕切られています。そのため両方の家庭のプライバシーを守ることが出来るのです。ただし、木造の二世帯住宅の場合には、古くなると音漏れを起こすこともあるため、壁には防音素材などを入れる対策が必要になることもあります。そして、二世帯住宅の場合には、片方が何らかの理由で空き部屋になってしまった場合には、他人に貸すことも可能になります。片方を賃貸住宅にすれば、家賃収入を得ることもできるので、そこから住宅ローンを返済することもできるのです。
土地から仕入れる場合には立地に注意を
上記のように賃貸住宅にすることも可能な、二世帯住宅ですが注意点もあります。もしも土地から仕入れて二世帯住宅を建てる場合には、立地に注意をして探すことが大切です。特に他人に貸すことを前提に二世帯住宅を建設するのであれば、特に立地は注意しましょう。立地が悪いところに二世帯住宅を建設しても、なかなか入居者が見つからないケースが多いからです。特に坂の上であったり、駅から15分以上離れたような場所や、バス便を利用しなければ行けないような場所は、注意が必要です。このような立地の悪い場所は土地の値段が安いために、手ごろな価格で手に入れることが出来るというメリットがある反面、購入後に苦労することになることが多いのです。
二世帯住宅は、電気代や水道代などの生活費を折半できる点がメリットです。一方、生活リズムが異なるとストレスが溜まることがあるため注意しましょう。